完了期を迎えたら、次第に断乳についても計画を立てていきましょう。食事で満足しているなら、母乳やミルクは止めても大丈夫です。ただし、母乳やミルクはお腹を満たすだけでなく、赤ちゃんに安心感を与える役割もあります。
初めて与える食材では、アレルギー反応を起こす可能性がまったくないとはいえません。そのため、どれも慎重に与えるほうが安心です。
離乳食で初めてとうもろこしを与えるときや生のとうもろこしの代わりにコーン缶を使用する際には、赤ちゃんの体に負担をかけないように配慮することが大切。最後に、離乳食での注意点を解説します。
前歯でかじりとって歯ぐきでつぶす練習を。いろんな固さや食感を体験させて
つぶしてトロ―っとなるもので、苦みや辛みがなければ、何でも構いません。
しっかりモグモグするには、足に力を入れて踏ん張れる姿勢が大事。床やいすの足置き台に足がつくように、高さを調節しましょう。
初めて離乳食をあげる食品としては、つぶしがゆから始めることが一般的ですが、
自分で食べることに興味を持ち始めたら、手に持って食べやすいものを用意するなど、赤ちゃんの自主性を尊重しましょう。
食べる食品は、食べられるかの硬さで判断し、卵、乳、小麦のアレルギーには慎重にしていきましょう。
ただし、塩分や油分の摂り過ぎには子どもだけでなく大人も注意が必要です。高血圧や肥満の原因となるため、子どもの離乳を期に家族で薄味の食事に切り替えるのもおすすめです。
赤ちゃんが断乳できるタイミングを見て、赤ちゃんとママ両方にとってベストな形の断乳を計画しましょう。
必ずしも全てのサインに当てはまらないといけない訳ではありませんが、これらは全て赤ちゃんが離乳食を始めるのに適した状態に成長しているという目安です。多く当てはまる程、離乳食を始めるタイミングと判断してよいでしょう。
かんたんにつぶせる豆腐くらいの硬さで、舌で上顎におしつけてからのみこめるくらい
上記のどれかが当てはまっていれば軟飯も試してみてください。しばらく軟飯にしてもうまく食べられない場合は全がゆに戻してもいいでしょう。 赤ちゃんとのお風呂離乳食初期